言語聴覚士の給与事情

言語聴覚療法士も、介護の現場には欠かすことのできない医療専門職の一つだ。平均給与は人事院調べで450万円ほどになってはいるが、この仕事は施設の規模によって平均年収額に大きな差が生まれてくることに留意してきたい。大手に勤める言語視覚療法士の場合は、平均年収は500万円を超えることもあるようだ。しかし、中規模の施設の場合は430万円前後が相場であり、全体の平均とさほど差はないと言われている。しかし、小規模事業所に勤める人の年収については、400万円に届かないこともあるようで、平均年収にかなり開きがでている。同じ資格を持っているにもかかわらず、大企業で働いている人と小規模事業所で働いている人との差が100万円以上になっているのだ。

そのため、このことを理解た上で就職活動を行わなければ、小規模な事業所ばかりを受けて、収入に不満を抱えてしまうことになりかねない。確かに小規模な事業所で働くと、自分のペースで働けたり、出世争いとは無縁でいられるなど、メリットもある。しかし、大手との給与格差がある現場を知った上で、働くようにしないとやがては労働に見合った給与が得られていないことに悩むようになるのだ。

したがって、何も知らないとただ損をするだけの結果になってしまうので、情報収集についてはきちんと済ませておくようにしよう。専門性の高い医療職にフォーカスしている◆◆◆将来性のある医療専門職で活躍しよう◆◆◆には、各職種の給与事情についても触れているので、一度じっくり読んでみると良いかもしれない。